中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

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三菱UFJ銀行が口座手数料の導入を発表

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こんばんは、菱山英弥です。

三菱UFJ銀行は22日、2年以上利用がない口座に手数料をかけると発表しました。

2021年7月1日以降に新規に開設した分が対象で、
年1200円(税別)を口座管理手数料として徴収されることになります。

対象外となる条件も設定されており、以下の条件に当てはまれば、問題ありません。
① 2021年6月3 日時点で、既に口座開設済みの場合
② 他の預かり金融資産(定期預金、外貨預金、投資信託等)が 1 円以上ある場合
③ 当行にてお借入れがある場合

同様の手数料は三井住友銀行でも4月に導入する予定で、みずほ銀行は18日に紙の通帳発行に手数料を導入しています。
これで、インターネットでの取引を促すための新たな手数料設定が3メガバンクで出そろったことになります。
他にも「ポイントサービス」の新設など、オンライン化を推進する取り組みを行っています。

オンライン化は、顧客としては、利便性の向上が大きなメリットになります。
振込や預金残高の確認などを窓口に行かなくてもできるのは、本当に便利ですよね。

銀行のメリットとしては窓口人員の削減や紙の通帳のコスト削減などがあげられます。
特に今後の少子高齢化を考えると、人員の削減は避けられません。
ただし、銀行の経費が削減されるかというと、そうでもないと思います。
マネーロンダリング資金洗浄)や金融犯罪を防ぐための本人確認や
セキュリティー対策を厚くする必要もあり、口座を維持するためのコストが必要だからです。
特に銀行は厳しいセキュリティーが求められるので、コストは大きくなると思われます。
また、長年利用がない口座は犯罪に使われやすいという問題もあります。
こういったことから、利用がない口座への手数料が広がる背景にあると思われます。

ちなみに、10年以上利用していない預金は休眠預金として扱われることがあります。
休眠預金は、預金保険機構に移管され、民間公益活動のために活用されます。
10年間取引がない預金は毎年1,200億円(その後、500億円程度は払い戻し)程度発生しているとのこと。
すごい金額ですね。

皆さんも利用しないまま放置している口座がないか、確認してみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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