中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

補助金申請の落とし穴

こんばんは、菱山英弥です。

今日も朝から小規模事業者持続化補助金の申請書の作成をしていました。
朝起きたら、資料を確認して、昼前にZoomで打ち合わせ。
午後には作成を進め、現在の進捗率は80%といったところで、非常に順調なペースです。
明日もこの調子で進めていこうと思います。

今回のお客様の申請書を作成していて「これは…」と思うことがあります。
それは、経費の項目の多さです。
コロナ型で、事業再開枠を利用しているということもあり、驚きの31項目です。
私が経験した中で、圧倒的に1番多いです。
なぜ項目の多さが気になったかというと、実績報告書のときに大変だからです。

補助金というのは、原則後払いです。
そして、補助金をもらうには、ちゃんと申請した内容でお金を使ったことを証明する必要があります。
補助金の対象にもよりますが、見積書を用意したり、発注書を用意したり、写真を撮ったり、通帳の支払い履歴を用意したりと、いろいろな証明書類を用意する必要があります。

さて、なぜ項目が多いと実績報告書のときに大変なのか。
それは、経費の項目ごとに証明書類が必要になってくるからです。
慣れていない場合1項目だけでも大変です。30分でも終わらないかもしれません。
慣れていても、必要な書類のコピーして、順番に並べて……、と手間がかかります。
それが31項目となると……想像するだけでしんどいです。
ちゃんと資料が整理されていないと、1日かかっても終わらない可能性もありますね。

本当ならそうならないよう、申請するときに工夫が必要なのですが、
今回はコロナ対応で後払いが認められており、マスクや消毒液など、細かいものも経費の対象です。
既に使ってしまったものに関しては、できることは限られてしまいます。

ちなみに、最近は補助金申請をコンサルタントに頼む人も増えていますが、
コンサルタントが対応する範囲については注意が必要です。
採択までなのか、実績報告書までなのか。
採択までとしているところも多く、実績報告書は自分でやってください、というところもあります。
経費の項目が多くなる場合、実績報告書は本当に大変です。
補助金申請を依頼するときには、どこまでやってくれるのかちゃんと確認しましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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