皆さん、こんばんは！
中小企業診断士の菱山英弥です。
一昨日、人生初のぎっくり腰を体験し、まだ腰が痛むこの頃です。
気がつけば、5月も終わりに近づいていますね。
第5回事業再構築補助金の採択結果は、ホームページを見ると5月下旬から6月上旬に発表の予定となっています。
今週の発表はなかったので、来週の発表になると予想されます。
私が支援させていただいた事業者の方は無事採択されたのか、そわそわしながら週末を過ごしています。
合間合間で、交付申請の準備や変更申請の用意を進めています。
まだ結果がわかっていない第5回に申請したクライアントの方の中にも、交付申請に向けて、見積・相見積の用意を始めているところもあります。
今日は、変更申請について事務局に確認したいことがあり電話したのですが、通話時間46分と過去最長を記録しました。
変更申請が必要な条件が非常に細かく設定されていることがわかりました。
経費区分を追加する場合、変更申請が必要なのはわかっていたのですが、それ以外にも建物費や機械装置費・システム構築費は50万円以上になると主な資産として扱われ、これを基準に考え方が変わるそうです。
・50万円以上の補助対象経費が減額し、50万円以下になる→変更申請が必要
・50万円以上の補助対象経費が減額し、50万円以上のまま→変更申請は不要
・50万円以下の補助対象経費が増額し、50万円以上になる→変更申請が必要
・50万円以下の補助対象経費が増額し、50万円以下のまま→変更申請は不要
・50万円以上の補助対象経費が増額→変更申請が必要
念のため事務局の担当者の方にも確認しましたが、50万円以上の補助対象経費が増額する場合、どれだけ少額でも変更申請が必要だと言われました。つまり、同じ経費区分内、例えば、機械装置費・システム構築費で補助対象経費の増減があった場合、交付決定金額の範囲内で収まっていたとしても変更申請が必要となることになります。
実績報告の時に事務局から指摘を受けて困らないよう、要注意です。
また、補助対象経費が減額した場合、減額した金額での見積・相見積が必要になります。
こちらも、実績報告書を提出するタイミングが補助事業実施期間の終了ギリギリなのに、まだ用意できていない...何てことがないよう、しっかり準備しておきましょう。
原則、補助金は後払いです。
申請して採択されれば終わりではなく、補助事業を実施し、事務局に実績報告書を提出し、認められて、初めて補助金が支給されます。
申請する際の準備だけでなく、申請後も早め早めの対応が必要となります。
採択されたから終わりではなく、採択後もしっかりとスケジュールを考えて対応していく必要があります。
事業者だけで補助事業をすすめようとすると、本業もあるため、必要な情報を知らないまま進めてしまう、ということが起こりえます。
補助金支援サービスを提供している支援者は、採択まで・交付決定まで、といったところも多いですが、私は補助金支給までしっかりと支援してくれる支援者をおすすめしています。
よくわからないまま進めた結果、補助事業を途中まで進めて一部の設備を購入したけれど、結局、補助金が支給してもらえなかった...ということも普通に起こりえます。
採択されても、補助金支給までたどり着けなければ、投資した費用や時間がムダになってしまいますので、支援者選びは重要です。
もちろん私も、希望される方は、補助金支給までしっかりと支援しています。
もし補助金の支援をご希望される方がいらっしゃれば、お気軽にお声がけください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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中小企業診断士 菱山英弥
売れる！人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座9期生
補助金支援、採択件数63、採択実績5億7千万円。
東京都中小企業診断士協会 中央支部はるまつり 講師オーディション2位。
大手企業の新人研修講師に2年連続で登壇。
東京都中小企業診断士協会ビジネスミートアップ＆セミナー講師登壇。
保有資格：日本生産性本部認定コンサルタント、情報セキュリティマネジメント
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