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こんにちは、中小企業診断士の菱山英弥です。
先週の金曜日、小規模事業者持続化補助金のコロナ特別対応型（第4回）の採択結果が出ました。
申請52,529件のうち採択されたのは15,421件。そのうち、事業再開枠の申請が10,400件でした。
採択率はおよそ29.4％。とうとう30％を切りました。
ただ、第3回は申請37,302件、採択12,664件だったので、採択された件数自体は第3回よりも増えています。
それ以上に申請された数が増えたことが採択率の下がった原因です。
第4回申請時は、まだ第3回の採択率がわかる前だったので、採択率が非常に高いと思われていた時期です。
申請すればまず受かる、というような状況で、補助金の認知度も上がってきていました。
一番申請者が伸びやすかった時期だったため、申請件数増加につながったのだと思います。
第5回は、第3回に不採択になった会社が、再挑戦した案件も多いと予想されます。
採択率が厳しくなりましたが、コロナで苦しい状況を考えると、申請件数は第4回を超えてもおかしくありません。
残りの予算もありますので、次回の採択率も30％以下になる可能性は十分にあります。
ただ、不採択になっても、補助金をあきらめる必要はありません。
3月に公募予定の小規模事業者持続化補助金については補正予算がおりているため、採択率は上がると見込まれます。
事業を実施する期間があうのであれば、こちらで挑戦するといいと思います。
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