中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座83日~91日目 総合診断実習

総合診断実習から帰ってきました

こんにちは、菱山です。
本日、無事に実習先から家に帰ってきました。現在は、報告書に追われています。もう来週には次の実習がはじまるため、今週中に報告書を終わらせ、かつ、事前準備を進める必要があります。しかも、明日からはケースステディもあります。今までで一番ハードな日程です。ですが、次回の実習では班長をさせていただけることになっているので、しっかりとやるべきことをすませ、来週、心おきなく実習に入れるよう頑張っていきます。

総合診断実習

総合診断実習を振り返ると、今回は全体的にスムーズでした。実習の班長をしてくださったかたが優秀で、段取りよく進めて下さったおかげで、大きなトラブルもなく発表を迎えることができました。段取りの重要性が身に染みる実習でした。
実習の内容を振り返ると、前回、前々回で学んだことが活きたと感じられるものでした。例えば、資料の依頼の仕方・確認の仕方一つとっても、最初の実習ではできていなかったことがしっかりできるようになっていることが自分でもはっきりとわかりました。前回の実習で課題に感じたところをしっかり意識して実習に取り組むようにしているので、実習のたびに一歩一歩着実に成長していることが実感できます。実習も残すところあと2回。最後までしっかりと学んでいこうと思います。
今回の総合実習診断で学べたことは、大きく3つありました。
まず、イシュー。これは、重要な課題、という意味で講師の先生は使われていました。会社にとって本当にクリティカルな課題を、妥当性をもって設定することの重要性を学びました。言葉にすると当たり前のことですが、やっているつもりで全然できていないことが自覚できたのは大きな収穫でした。全体を俯瞰した上で、何が妥当性として有効なのか考えるにはどうすればいいのか、ビジネスモデルの見える化や問題解決のプロセスを使って考える方法を学びました。この能力は今後、しっかりと意識して鍛えていく必要があると感じています。
次に、仮説の重要性。診断中、調査を進めていくと、ついつい目に見える原因に飛びつきがちですが、本当に解決するべき真因は見えないところにあります。その真因を見つけるためには、仮説を立て、地面を掘って探すことの重要性がわかりました。次の診断では、どう仮説を立て、調査を進めるのか、意識して取り組んでいきたいと思います。
最後に、プレゼンテーション。発表のリハーサルで、全体的に安定しているといわれ、最初は誉め言葉かと思ったのですが、そうではありませんでした。わかりやすいけれど、1番伝えたいスライドがどれなのか、伝わってこなかったとのこと。発表は3時間という長時間で、大量の情報を伝えるため、1番伝えたいポイントがはっきりと伝わるようなプレゼンテーションが望ましいと教えて頂きました。1番伝えたいスライドはどのスライドか、次回はそういったことも意識して、経営者の方の心に刺さるプレゼンテーションができるよう頑張っていこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。