中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座68~76日目 流通業実習および相互報告会

流通業実習および相互報告会

こんにちわ、菱山です。ったのですが、疲れからか帰ってすぐ寝てしまい、起きてからは今日の相互報告会の資料をつくっていました。

昨日、流通業実習が終わりました。本当なら昨日更新したか
流通業実習2日目が、講師の先生よりカスタマージャ―ニーマップをつくるという課題が出されていました。チームに分かれての現状把握と顧客の声分析を進めるとともに、カスタマージャーニーマップ作成に取り組みました。初日にインタビューできず、本来は3日目にインタビューを行うはずだった幹部の方ともお会いできることになり、必要な情報をヒアリングできたのは幸いでした。
カスタマージャーニーマップは、以前講義で一度作成しただけでしたが、実際にやってみると顧客視点に近づくことができ、マーケティングを考える上で大変参考になりました。

流通業実習3日目、実習4日目までに課題の抽出とテーマの設定を行うという課題が講師先生から出されました。4日目に社長にアナウンスすることで、テーマの方向性に問題がないか確認する大事なステップです。
頂いていてた顧客の声の分析をもとにしっかりとテーマを設定しようと、同じホテルチームのメンバーと頑張りました。ところが、顧客の声を分析し、重回帰分析をしたところ、それぞれの要素に関係性が見られない、というまったく予想外の結果で、振出しに戻ってしまいました。ある程度の関係性は見られると想定し、次のステップをどのように進めるか考えていただけに、ショックでした。
そこで何とか作業の遅れを取り戻そうと睡眠時間を削って作業したのですが、それが失敗でした。4日目以降、睡眠不足で頭が回らず、ミスを連続し、返って効率が悪くなってしまいました。また、5日目の朝には同じチームメンバーの一人が体調不良になってしまうというアクシデントも発生。頭の中が真っ白になりました。
幸いなことに、チームメンバーが優しく優秀な方ばかりだったので、人数の多かった他のチームから一人、ヘルプに来ていただいて、助けていただきました。ヘルプに入ってくれた方は本当に優秀な方だったので、その後はスムーズに進みました。5日間は改めて現場を見て回り、情報を整理しました。6日目は休日でしたが、やはりまだ現状把握が足りなかったため、現場に行って調査の仕上げを行いました。そこで必要な情報はしっかりと集め終わり、また、実習先のキーマンともある程度のラポールを構築できたかな? と思えたので、一安心しました。
そこからは順調で、7日目には報告書を作成し、8日目には報告会のリハーサル、9日目に報告会本番と流れるように進みました。
本番の報告会も大過なく終わり、本当に良かったです。また、キーマンだと思っていた方から、私の提案した内容を認めてくださるお言葉をいただきくことができました。このことは本当にうれしく、自信になりました。
多くの失敗をした実習でしたが、成長することができ、今後の課題も見えた有意義な経験だったと思います。
今回得た気づき・経験をその場限りではなく、今後もしっかりと根付かせていけるよう頑張っていこうと思います。

相互報告会

今日は、前回の実習と同じく、相互報告会がありました。各班がお客様にどのような提案をしたのか発表しました。カスタマージャーニーマップはどの班もやっているのかと思っていましたが、話を聞いているとそうでもないことが分かりました。切り口も様々で、組織・人事的な面に踏み込んでいる班もあれば、現場をどう改善するのかに注力した班もありました。顧客の現状にあわせて見えてくるもの・見るべきものが変わってくるので、大変な仕事だと改めて実感しました。ただ、その分だけ面白い仕事であるとも言えます。事実は一つでも、どう解釈するかはその人次第。前向きに物事を捉えていこうと思います。
また、他の人の事例を見ていると、参考になる考え方や、資料の見せ方など、これからの仕事に活かせるヒントがたくさんありました。ただ残念なことに、3回目の実習では相互報告会はなくなることが決定しました。コロナの影響で私たちも事務局も例年以上に疲弊していることから、1日休みにして体力回復の時間を用意するのが狙いだそうです。
実際、今日の講義ではいくつかの空席がありましたし、実習では毎日3時間程度しか寝れていなかった人もいるという話も聞きました。学びの場が減ってしまうのは残念ですが、健康を優先するのはいい判断だと思います。

明日は通常事業で、人事制度の詳細設計がテーマとなります。人事制度の演習もあると思うので、しっかりと取り組んで次の実習につなげていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。