中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座特別講義1日目 ダイバーシティと異文化コンピテンシー

東京アラートが出るらしい

こんにちは。菱山です。

今日の東京の感染者が34人と、大きく増加し、東京アラートがでる方向で検討に入ったそうです。緊急事態宣言が終わってまだ間もないというのに、この状況。緊急事態宣言が終わってすぐ、マスクもせずに出歩いている人や飲み屋に行く人が増えたという話を聞くようになりましたし、今後も増えていくような気がしてなりません。第2波によって緊急事態宣言が再び出される可能性も現実味を帯びてきましたね。

ダイバーシティと異文化コンピテンシー

今日は特別講義はダイバーシティと異文化コンピテンシーでした。ダイバーシティという言葉をご存じでしょうか。ダイバーシティとは、多様性。つまり「みんな違ってみんないい」ということです。
ダイバーシティに正解はないため、「Q1.ダイバーシティをすると、どんないいことがあるのか」「Q2.何をするとダイバーシティになるのか」をグループでディスカッションして考えていくことが中心の講義でした。
私はQ1の回答として「従業員満足との向上」「商品の差別化の実現」「新たな市場創出」といったことを考えました。「従業員満足との向上」は、多様性を認めるということは、お互いを尊重しあえるということなので、働きやすい環境ができると考えたたためです。「商品の差別化の実現」「新たな市場創出」は、様々な価値観の人が意見を交換することで、新しいアイデアが生まれ、今までとは違った取り組みにつながっていくのではないか、という仮説です。
Q2の回答としては、「退職した人の復職」「女性の役員・管理職の比率増加」「キャリアデザイン・キャリアパスの面談を行う」「離職率の低下」「従業員が自発的に挑戦する組織風土の構築」「透明性の高い経営の実現」などの意見がありました。
活発な議論を行いながら、多様性という視点で組織の在り方について考えるのは面白かったです。
ちなみに、ダイバーシティを導入すると売上がよくなるということで導入する企業も増えているそうです。ダイバーシティ―に取り組むことで、従業員の組織に対する理解や愛着が生まれ、それがいい結果に結びついているのではないかと思います。
異文化コンピテンシーについては、時間が足りなくなり、駆け足での講義でしたが、『人はみんな違う価値観を持っているければ、他人の行動は自分の価値観で判断してしまっている。価値観の違いに気づくことで相互理解、関係構築ができる』ということでした。

明日の講義は、若手社員の意識と定着率向上についてです。コロナ以前は売り手市場と言われていましたが、コロナの影響で失業者が増え、今後は買い手市場になっていくことも考えられます。とてもタイムリーなテーマだと思うので、どんな話が聞けるかワクワクしています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。