中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座36日 中小企業の情報化の実際(流通業)②

香港国家安全法が採択

こんにちは。菱山です。

今日も講義に実習の準備にと頑張っています。資料を読んで分析して資料を作ってと大忙しですが、充実して楽しいです。今週も残すところあとわずか。日曜日には事前の資料をまとめての発表があるので、間に合うように全力です。
そして、今日、予想通り香港国家安全法が駐豪で制定されましたね。英、米、オーストラリア、カナダでは国家安全法制が香港の自由を脅かすほか、1984年の香港返還協定に違反するとして、中国の対応を非難する共同声明を発表しました。日本でも「国際社会や香港市民が強く懸念する中で議決がなされたことを深く憂慮している」と表明がありました。しかし中国は内政干渉するなと言うばかり。米が香港の優遇措置を撤廃するような話も出ていますし、香港の先行きはどうなってしまうのでしょうね。

中小企業の情報化の実際(流通業)②

今日の講義は、昨日に続いて、中小企業の情報化の実際(流通業)②でした。相関分析、JSTATMAP、重回帰分析、散布図といったデータ分析の手法を学びました。実際に動かして学ぶ講義だったため演習が多く、大変楽しめました。学んだ分析の中では、特にJSTATMAPを使った商圏分析が勉強になりました。実習でも役に立ちそうで、本当に助かります。実習チームで商圏分析を担当しているメンバーはさっそく使って分析を始めていました。重回帰分析も面白く、何も知らずに見ると「何だこれは……」と頭の中を?が飛び交いましたが、数字の意味がわかるようになるとだんだん面白くなってきました。昨日今日の講義でデータ分析に触れて、数字によって説得力のある仮設をつくる大切さを学べたと思います。また、最後のグループ演習では、飲食店のコンサルをするというケースで、アンケート調査の結果を分析し、クライアントの悩みを解決するという課題に取り組みました。まだ慣れないということもあり、クライアントの悩みをどう解決するかをディスカッションするより、データをどう分析するのか理解することに時間を取られてしまいました。結果、資料や考えをまとめる時間が足りず、数字に気を取られすぎてストーリーに整合性が取れなくなったり、数値だけ見て関係ないものを関係あると判断してしまうといった失敗をしてしまいました。データを分析してただ数字を出すのではなく、だした数字から提案に結び付けられるよう、データ分析を使いこなしていきたいと思います。

明日の講義は店舗運営の実践、そして来週からはいよいよ実習となります。実習先のクライアントに喜んでもらえるよう、できる限りの準備を進めていこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。