中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座33日 経営実態把握、経営計画策定のプロセス②

緊急事態宣言の解除が決定

こんにちは。菱山です。

緊急事態宣言の解除が決まりましたね。自粛疲れを感じていたところだったので、うれしい限りです。緊急事態宣言が継続していた場合、来週の実習が中止になる可能性もゼロではなかったので、そういった意味でも肩を撫でおろしました。とはいえ、感染第2波への警戒も必要です。皆さんも油断せず、マスクやうがい手洗いの徹底、三密の回避など、できることはしっかりとしていきましょう。

経営実態把握、経営計画策定のプロセス②

今日は経営実態把握、経営計画策定のプロセス②の講義でした。経営実態把握、経営計画策定のプロセス①では、現状分析からビジョンの構築について学びましたが、今回の講義では、ビジョンを実現するために、戦略→具体的施策→行動計画と落とし込んでいく手法を学びました。
具体的施策とは、課題/戦略を実現するためになすべきことで、行動計画は具体的施策を実行するために、さらに詳しく詳細を定め、具体的施策が実行できるようにしたものです。行動計画をコツコツと着実に実行していくことこそが、「結果」を出す「原因」となります。PDCAを回すためには、行動計画まで落とし込む必要があるため、しっかりと押さえておくべき内容でした。また、行動計画を効果的に実現するためには、進捗評価基準の策定や行動指標の活用が有効であることも覚えておくべきだと感じました。
従業員が自分で行動計画を策定し、その進捗評価基準も自分で作り、さらに進捗評価をも自分で行う。すると、モチベーションを高く維持したまま計画を実行することができるので、理想です。どうすればそれが実現できるのか、コンサルタントとしてしっかり考えていきたいです。
よくある落とし穴としては、進捗評価を「結果」でしてしまうということがありました。進捗評価は「結果」ではなく「プロセス」で行います。「結果」(達成指標を設ける)を設定するのは具体的施策です。この点についてもしっかり切り分けていく必要があると感じました。

明日は経営実態把握、経営計画策定のプロセス③の講義です。3日間続いた講義の締めくくりとして、経営計画のシミュレーション作成を行う予定です。経営コンサルタントしての基本の流れをしっかりと把握し、できるようなりたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。