中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座17日目 小売マーケティング①

安倍首相の会見を見て謝罪に驚きました

こんにちは。菱山です。

今日は講義が終わってからテレビをつけたら、ちょうど安倍首相の記者会見がライブでやっていました。見ていて、今までごまかしばかりに終始していた安倍首相が正式に非を認めたことに驚きました。世論の声も大きいですし、尻に火がついている状況をようやく認識したという印象を受けました。
とはいえ、しっかり行動に移せるか、口だけで終わるかはこれから次第。失った国民からの信頼を取り戻すのはかなり難しいと思いますが、取り戻すためにも、今後はしっかりとした決断力を発揮してもらいたいですね。

小売マーケティング

今日の授業は小売マーケティング①、来週の月曜日には小売マーケティング②と2回続く講義です。昨日、予習しておこうとテキストを開いたら324ページもありました。補足資料もあってそちらが82ページと合計400ページ以上。グラフなどが多くありましたが、2日間でどれほどの内容を勉強するのかと戦慄しました。
今日の講義はマクロな視点で環境を捉えた上で、小売業の動向や差別化について学びました。
講師の先生は、前職でスーツを販売している有名企業でマーケテイングを担当していたということで、AOKI、青山、コナカといった紳士服専門店がどのような戦略をとってきたのかなどを解説していただき、楽しみながら学ばせていただきました。
学んだこととしては、日本の置かれたマクロ環境や、小売・サービス業の現状を見ると、中小企業はますます厳しい状況になっていくのだな、と感じました。
今後はAIや機械による無人店舗などの導入が進んでいくと想定されていますが、導入するには資本が必要で、それを用意できるのは大企業なんですよね。ただ、AIや機械の導入が進めばメリットもあって、今までは安い人件費を理由に海外で生産していたものが、国内で作られるようになる可能性があります。機械化すれば海外で作っても国内で作っても一緒なので、そうすると短納期で用意できる国内のほうが海外より有利になります。
中小企業はどう活路を見出していけばいいのか、考えさせられます。
今日学んだことで、すごいためになったのは差別化には「手軽軸」「商品軸」「密着軸」の3つの軸があるという視点です。今まで、差別化を考えるとしたら、「どんな差別化しよう」としか考えていなかったので、「どの軸で差別化ができるか」を考えることで、今まで以上に差別化を考えやすくなったと感じます。
来週の月曜日も引き続き小売マーケテイングの講義なので、今日学んだことをしっかりと復習し、講義に挑みたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。