中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

ヒアリング力は大事。そのために、

こんにちは、菱山英弥です。

今日も小規模事業者持続化補助金の申請書作成を進めています。

午前中に資料を確認し、午後13時から面談でした。

面談していく中で、ヒアリング力って重要だな、と思う場面がありました。
それは、経営理念についてです。
経営者の方に「経営理念は何ですか?」と聞いたとします。
すると「なんだろうな」と首をかしげる経営者が意外といます。

でもその方たちに志がないかというと、まず間違いなくそうではありません。
ただ単に言語化できていないだけです。

なので、いろいろと切り口を変えて質問し、言語化してあげる必要があります。
例えば、「一番売りたいと思っている商品は何ですか? それはなぜですか?」
「サービスを提供するとき、どこにこだわっていますか?」などです。

経営者の方によって、答えやすい質問は違います。
様子をうかがいながら、上手く質問してあげる必要があります。

また、もう一つありがちなこと。
質問に対して、経営者の方が回答に迷うことはよくあります。
例えば、過去の売上を聞いたとき「どうだったかな~、確か先月は…」と、
経営者の方がすぐ答えられる情報が飛んできます。
そうしているうちに、経営者の方は答えた気になってしまいます。
ちゃんと確認すればいいのですが、ヒアリングしている人も聞いた気になってしまうことがあります。
結果、最初の質問に対して回答がないのに、そのまま次の質問に移ってしまいます。
そうするとどうなるのか。後で申請書を書こうとするときに情報がない、といって困るわけです。

時間があるときは、メールで質問するなどして確認できますが、時間がない時は大変です。
嘘を書くわけにはいかないので、一生懸命電話して、教えてもらいます。
中小企業の場合、経営者の方も現場で働いている場合が多いので、
なかなか捕まらない、ということも少なくありません。
そうならないためにも、しっかりとしたヒアリングは重要です。

そうしたことを防ぐためにはどうすればいいか。
実はすごく簡単です。
メモを取りましょう。

重要なのでもう一度。
メモを取りましょう。

もちろん、相手の言うことを一言一句書き出す必要はありません。
そんなことをしていたら、相手の表情を見れなくなってしまいます。
相手の顔を見て話し、信頼関係を構築することもとても大事です。

メモを取るのであれば、キーワードだけでOKです。
そうすれば、重要なことを聞き忘れるといったことは確実に減ります。

相手の顔を見ながら、必要なことはしっかりメモする。
そういったスキルが、ヒアリングでは重要です。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ツイッターへのフォローやフェイスブックの友達申請は随時受け付けております。
よろしければ申請をお願いします。
次回もよろしくお願いします