中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

養成講座特別講義5日目 コミュニケーション

イギリスが外国による企業買収阻止に向けた法案を準備

こんにちは。菱山です。
イギリスで、国家安全保障にリスクとなる外国からの買収を阻止する厳格な法案の発表準備を進めているそうです。中国を意識した対応ですね。日本でも、中国によって土地が買われていることに危機感を覚えている記事が散見されますが、対応は後手後手に回っている状況です。水源地などが狙われているという話もあるため、早く対応してもらいたいものですが、現状の政府では期待できないのが悩みどころ。特に最近では、コロナの影響で経営が厳しい状況にある旅館などに買収攻勢が始まっているという話も聞きます。
日本が今後どういう国であるのか、政治家はしっかりとした方向性を打ち出し、国民に説明するべきだと思います。

コミュニケーション

今日はコミュニケーションの講義でした。思考の技法、聴き方の技法、伝え方の技法という3つの柱からコミュニケーションを学びました。全体的に演習が多く、講義はテンポよく進んでいきました。
思考の技法では、問題の目的を問い、さらにその目的の目的を問うことで取り組むべき課題の本質を明らかにする目的思考、物事の本質を徹底的に追及する本質思考について学びました。聴き方の技法では個別の事象を最も適切に説明しうる仮説を導出する論理的推論であるアブダクションについて、伝え方の技法では相手の頭のなかに、伝えたい情報の前に整理するための情報を伝えるメンタルモデルについて学びました。
講師の方のお話の中で印象に残ったのは、力のあるコンサルほど説明は短く、力のないコンサルほど説明が長いという話です。自信がないからついつい話をしてしまし、結果、説得力を失っていく。身につまされる話です。また、相手を理解するために、相手の話をよく聞く必要があるという話がありましたが、その中の話を聞けない人の特徴として『相手の役に立ちたくなる』があるというのが驚きでした。相手の役に立ちたいと思って一生懸命頑張るほど評価を下げてしまうこともある。これはこれから仕事をしていく上で気を付けるべき点だと思いました。腕のいいコンサルほど、手えに教えるのではなく、相手の考えを整理し、相手自身に答えを気づかせるそうなので、私も将来はそういうコンサルになれるよう頑張ります。

特別講義は今日までのため、次回からは通常講義となります。明日は個人作業となっているため、次回の高gは6月10日、テーマは国際化となります。私は英語を話せませんし、海外で仕事をする予定もないのですが、将来どんなチャンスがあるかわかりません。何か一つでも学びを得られるよう頑張りたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。