こんばんは、菱山英弥です。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急事態宣言について、
専門家で構成する基本的対処方針等諮問委員会が7日に開かれ、
発令を決める方針が菅首相から表明されました。
対象地域は東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、発令は7日か8日になる見通しです。
期間は1カ月とする方向で調整中とのこと。
緊急事態宣言の内容としては、飲食店やカラオケ店の閉店時間を20時に前倒しを要請するだけで、
学校への休校要請、映画館や博物館などへの休業要請は行わない方針です。
20時閉店となると、例えば17時に開店する飲食店の場合3時間しか営業時間できなくなります。
仕込みの時間、人件費、食材のロスなどを考えると、営業すれば赤字になるリスクも大きくなります。
飲食店はますます厳しい状況に置かれることになりますね。
また、影響は成人式にも及んでいます。
中止を決める自治体が相次いでおり、振袖レンタル・販売をしている着物販売店や、
着付けやヘアメイクでかき入れ時となるはずだった美容院など
成人式ビジネスに関連する業界も大きなダメージを受けています。
そんな中、京都きもの友禅は「あなたのハタチに、『また来年ね』なんてないから。」
というキャッチフレーズで以下のメッセージを発表しています。
《あなたの地域の成人式がどのような形式になったとしても、
どうか、ハタチをお祝いする気持ちは、縮小させたりしないでください。
むしろ、先行きが見えないこの時代に、
大人としての一歩を踏み出す皆さんへ、今まで以上のエールを。
今年だからこそ、大きな「おめでとう」を。送りたいと思う私たちです。》
「『また来年ね』なんてないから」
その上で、参加予定だった成人式が、行政の判断で中止になった人と、オンライン開催になった人を対象に、
同社で振袖を購入した人には金額に応じた「商品券」を、レンタルした人にはレンタルした振袖一式を
そのまま進呈することを決定しています。
みんなが悲しんでいるときにこの粋な対応、ファンになった人も多いと思います。
ピンチをチャンスに変えられるよう、できることを探す姿勢を見習っていきたいを思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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