はじめに
はじめまして。菱山英弥と申します。
まず最初に、私の自己紹介をさせていただきます。
大学卒業後、塾講師、システムエンジニアを経験後、
補助金サポートを中心にコンサルタントとして勤務していましたが、
中小企業診断士として独立することを決め、2020年2月末で退職しました。
私がなぜ独立を決めたのか
中小企業診断士は士業でありながら独占業務がなく、安定した職とは言えない、という話をよく聞きます。
実際、資格を持っている人は独立しているよりも企業に勤めているほうが多い企業内診断士のほうが多いようです。
それでも、独立を選んだのは、ひとつは自分の力を試してみようと思ったからです。
もうしばらく今の会社で働いてからでもいいんじゃないか、とずいぶん悩みました。
今挑戦したい気持ちがあるのならば、踏み出すべきだ。いや、踏み出さなければならない、と気づきました。
理由は、中小企業診断士の役割にあります。
中小企業診断士は経営者の方を応援する仕事です。
経営者の方は、自分の人生だけでなく、従業員の方の人生まで背負っています。
会社をどうするか決断するときは、今の私以上に不安と向き合っていることでしょう。
なら、それを応援する立場にある私が、不安から向き合うことから逃げてはいけないと感じました。
将来の不安があっても、挑戦していこう。例え上手くいかないことがあっても、その経験を財産に、必ず成功して見せよう。
この志なくして、どうして経営者の方と向き合えるでしょうか。
だから私は独立を決めました。
これからの予定
実は、まだ私は中小企業診断士ではありません。
2018年の秋ごろから中小企業診断士の勉強を始め、
2019年の1次試験に1発合格したものの、2次試験ではB判定で不合格でした。
そこで2020年春からは、
日本生産性本部の経営コンサルタント養成講座 中小企業診断士コース
を受講します。
これは受講することで、2次試験が免除になる講座です。
2次試験が嫌だから講座を受けたの? と思われるかもしれませんが、そうではありません。
確かに2次試験を受けたくないという気持ちはゼロではありません。
しかし、講座には240万(税込)の高額な費用が必要です。
平日の朝から夕方、場合によっては夜中まで授業があるため、仕事も辞める必要がありました。
もちろん、その間の収入もありません。
次に2次試験を受ければ合格できる自信はあったので、2次試験を受けて、それでも不合格だったら、働きながら通える夜間の講座に通う。
そういった選択肢もありました。
そちらのほうが精神的にも金銭的にも楽です。
それでも、日本生産性本部の経営コンサルタント養成講座を選んだのには理由があります。
2次試験を免除される講座の中で、一番大変だと思ったからです。
現役の経営コンサルタント指導の下、実際の企業を診断する経営診断が5回。全て合宿形式で行われます。
ほかの講座ではないこの話を聞いたとき、ここだと思いました。
一番大変だということは、裏返せば、一番力をつけられる機会が与えられるということでもあります。
これから独立してクライアントの方と一緒に仕事をするのだから、少しでも力になれるよう実力を高めていこう。
そう決心して今に至ります。
順調にいけば、今年の9月末には講座が終わり、中小企業診断士として仕事を始められる予定です。
おわりに
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
今後も、実体験を書かせていただきます。
また次回、よろしくお願いします。