中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

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「診断士1年目の会2020」

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こんにちは、中小企業診断士の菱山英弥です。

今日は「診断士1年目の会2020」に参加してきました。  

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コロナの影響でZoomでの開催となりましたが、参加者はなんと116名。
こんなに大人数が参加するのかと驚きました。

会のテーマは「コロナ下での仲間づくり」で、非常に活気のある雰囲気の中で情報共有と交流が行われました。

会は第1部と第2部にわかれていて、第1部では「先輩診断士が1年目に何をしていたか」や「診断士1年生への意識調査アンケート結果」が発表されました。

先輩診断士3名の方の話は、非常に参考にありました。
Twitter でも「診断士1年目の会2020」でどんなことを話したのか、シェアしてほしいというメッセージをもらったので、それぞれの方のポイントをまとめました。

 

●1人目…診断士6年目の先輩(男性)の場合
診断士として成功するためには、やはり人脈が重要。1年目は研究会やプロコン塾、受験生支援などに積極的に参加した。
いろいろやってみることで人とのつながりができる。特におすすめなのは運営側への参加。
積極的な行動をしていれば、見てくれている人が必ずいて、何かあったときに声をかけてくれる。
先輩から声をかけられたら手を上げる。

感想:
まとめると「人脈を広げるために、積極的に行動することが大事」ということだと思います。
コロナ禍でも、何ができるか。考えて行動していくことが重要だと思いました。

 

●2人目…診断士5年目の先輩(女性)の場合
1年目は、企業内診断士からスタート。企業内で補助金の仕事をするなどしていた。
研究会やプロコン塾などの活動にも積極的に参加。
〆切に追われる日々が続き、診断士になってからは時間に追われていた。
コロナ禍で診断士のキャリアの常識も選択肢も変化している。
基準値(型)を知り、情報を比較検討できるようになることが重要。
正解はない時代だからこそ、できるときにできることから戦略と直感をもって行動する。

感想:
企業内診断士として、1年目からいいスタートを切られた方でした。
2020年に独立されたそうですが、元勤務先から仕事をもらえているそうです。
企業内診断士の方は、企業内にいるうちからしっかりと準備しておくことが重要です。
独立後にアピールできる実績や、使えそうな人脈を準備するのとしないのでは、独立後の加速が違います。
国家資格キャリアコンサルタントの資格もお持ちだったので、そういったことも意識されて取り組まれていたのだろうな、と思いました。

 

●3人目…診断士5年目(男性)の場合
資格取得当初から独立志望で、1年半の準備を経て、独立した。
独立開業に際しては、本当に稼げるのか不安だったので、独立前に副業で稼ぐことを決意した。
副業で稼ぐにあたって3つのターニングポイントがあった。
①2018年に独立しますと宣言するようにした、②収入の柱を複数作った、③撤退のシナリオを作ったの3つである。
事業計画を立てて、収入になりそうな案件にアプローチしたり、撤退のシナリオを用意した。

感想:
個人的に、私が一番参考になったと思った話です。
事業計画書の作成、事業多角化によるリスク低減、撤退シナリオの準備。これらは企業支援をするときにすることと一緒です。
独立すれば、企業を支援する立場になりますが、同時に経営者でもあるわけです。
自分自身も、支援する企業と同じようにコンサルティングする必要があります。
私も事業計画は考えていましたが、撤退シナリオまでは用意していなかったので、早速考えてみようと思いました。

先輩からの話は、こんなところでした。
その後は、「診断士1年生への意識調査アンケート結果」の発表がありました。回答者数は113名。
この結果は2月15日に東京都中小企業診断士協会の方でもは公表されるどなので、興味がある方は見てみてください。

 

第2部は、ワークショップに取組みました。
ワークショップでは、4人1組になって、1人20分のインタビューを行い、参加者それぞれの診断報告書をつくりました。
インタビューを通して、診断士としての活動理念や得意分野、現状の強みや弱みなどを具体的に話し合い、最後に参加者全員からアドバイスして、それを診断報告書にまとめるといった流れです。
他の人の診断報告書を作成するのは、ヒアリングスキルの向上につながりますし、自分の診断報告書は、自分では気づけなかった強みや機会に気づくきっかけになります。得るものの多いワークショップだと思いました。

ワークショップの後は、参加者同士で連絡先を交換し、最後に代表の方の挨拶をもって、13時から16時半まで3時間半におよんだ「診断士1年目の会2020」は終わりました。
「診断士1年目の会」の歴史上初のオンラインでの開催ということもあり、どんな会になるか不安もありましたが、終わってみれば大成功だったともいます。
運営の皆様、本当にお疲れ様&ありがとうございました。

今回は楽しませ頂く側でしたが、今後はこういったイベントで運営する側になっていくことも目指したいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。

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