中小企業診断士 菱山英弥のやる気が出るブログ

中小企業診断士である菱山英弥が、これから中小企業診断士を目指す人・経営者・ビジネスマンに役立つ情報・実体験をやる気と元気出るよう楽しく提供していきます!

準備期間14日目 計画のグレシャムの法則

世間は大騒ぎ

こんにちは。菱山です。
新型コロナウイルスパンデミック宣言が出て、世間は大騒ぎですね。
毎朝ニュースを見ていると、新型コロナウイルスの話題、株価の話題、オリンピックの話題ばかり話しています。これから日本はどうなるのだろう。景気は大丈夫なんだろうか…と不安をあおるような話も多いですが、パニックにならず、冷静に判断していきましょう。
私が気になるのは、東京オリンピック聖火ランナーが走り始めましたが、世界では中止か延期になるだろうというのが既定路線のようです。
できれば無事開催してほしいところですが、開催するためには日本だけでなく世界でも終息している必要があると思います。日本でせっかく終息したのに、オリンピックでまた持ち込まれて再発しました、では話になりませんから。
正直、難しい気はしますが、嘘か本当かわかりませんが、中国では終息し始めたという話もあります。ワクチンの開発も進んています。希望は捨てずに待ちましょう。

計画のグレシャムの法則

読み進めている事前課題図書の中で、気になったことを紹介しようと思います。
今日は「計画のグレシャムの法則」についてです。
グレシャムの法則は知っていますか?
「悪化は良貨を駆逐する」というものです。19世紀、イギリスの経済学者のトーマス・グレシャムという人が提唱しました。グレシャムの法則とは「金銭価値が同等の良い貨幣と悪い貨幣が同時に流通すると、悪い貨幣が良い貨幣を駆逐してしまう」という法則のことを言います。
ことわざとしても使われていて、「悪いものがはびこって、善いものが滅びてしまう」様を表して使ったりしますね。
では、「計画のグレシャムの法則」については知っていますか?
私は知りませんでした。
「ルーチンな仕事はノン・ルーチン(創造的な)仕事を駆逐する」という人間の性向を指したものです。
どんなことかイメージできますか?
期日の迫った単純な仕事が目の前に積まれていると、人間は長期的に考えなければならない重要な計画を考えなくなってしまう、ということです。
思い当たることはありませんか。私はありました。
目の前の仕事が忙しくなればなるほど、長期的なことは忘れてしまうもの。仕事が忙しいと将来のことなんて考えてる暇なんかない、と近視眼的になってしまいます。
でも、忙しい時だからこそ、長期的な視野で1年後から5年後くらいまでの全体像を持ったほうがいいということでした。
日々の行動一つ一つに、しっかりと意味を持たせていきたいですね。

おわりに

1年後、3年後、5年後。自分がどうなっているか、イメージはできますか?
是非、一度考えてみてください。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。